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ヨーロッパ恋愛紀行
恋愛心理学小説
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解説4:自分のプロフィール:
自分のプロフィール:
日本・29歳・アジア系・学生・髪はダークブラウン・瞳も黒・ノンスモーカー・酒はちょっとだけ(写真付き)
「現在アメリカの大学院で心理学リサーチをしてます。内容は美的感覚です。人間はどういうときに美しさを感じるか科学的に研究してます。それは見た目だけでなく、いろいろなところにあります。それを求めて世界を旅したいと思っています」
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テーマ:国際恋愛 - ジャンル:恋愛

解説4:ソニア
ソニア:
プロフィール:
チェコ・20歳・白人・学生・髪はブラウン・瞳はブルー・ノンスモーカー・酒はときどき(写真付き)
「20歳大学生です。私はたくさんのことに興味あります。例えば、映画・モダンアート・抽象画・ダンス・コンサートなどです。理想の相手は、正直で信頼できて頭のいい人です。人種は問いませんが身長180センチ以上の人が希望です」

解説:
写真があるけどかなり変な写真だ。かわいいとか美人とか言うのではなくて、いわゆる「おもしろい」写真として撮った感じである。もちろん本人は気に入っているのだろうが、これをマッチ系のプロフィールに載せてしまうところは注目に値する。多くの女性は男ウケを考えていると思われる写真を載せている。でもこの女性の写真はセクシーさや美人さはあまり感じない。とはいってもちろんブスではない。よく見えない写真というわけだ。あまりはっきりした写真を載せたくなかったのかもしれないし、そんなに真剣に相手を捜しているわけではないかもしれない。あるいは自信の現れとも取れる。いずれにせよ、自己主張が強い女性である可能性は高い。キーワードは、写真、趣味、身長

最初のメール:
「ハイ、ソニア!アーティストのようなプロフィールとおもしろい写真が結構気に入ったよ。チェコ的な美的センスってのに興味があるんだけど、ソニアのノリはチェコ系入ってる?でもあのおもしろい写真はけっこうウケる。ああいうのって他に見たことない。ちょっときみの話を聞いてみたいです」
(この後、自動的におれのプロフィールが挿入される)

ソニア:
「メールありがとう。あの写真はそんなにおもしろかった?私は別におもしろいつもりじゃなくて、ただ気に入ったからあれにしただけよ。私はチェコ人だけどチェコ的かどうかはわかりません。そうじゃないって言われることもあります。大学では言語学をやっているけど、アートが好きです。抽象画を少しやります。もし見たかったら送ってもいいわよ。あなたの勉強してることもっと教えてください」

思ったよりあっさりとした返事。感情表現は期待したほどない。写真やプロフィールの明るい印象とはちょっと違う。日本人のようにあまり感情表現を出さないのがチェコ流なのかもしれない。だからといってこっちも彼女のペースに合わせることはない。こっちは外国人なのだからこれくらいのギャップはあってもいい。それにポジティブに持っていかないと話は続かない。

おれ:
「ソニアのデザインを見てみたい。送ってくれる?僕は感覚心理学をやっています。もともとチェコ的な美的感覚に興味あったんだけど、あなたの写真や言葉のセンスにもっと興味を惹かれました。この秋行くヨーロッパ旅行でプラハにも寄ろうと思っているけど、そのときもし時間があったら会って話をしてみたいです」

ついでに寄るといった軽い感じで話に出した。もし向こうの予定が合わなくてもそんなにおれが困ることはないといった感じに。会うことに対してプレッシャーを与えない。彼女の予定を拘束したりもしない。

ソニア:
「プラハにいつ来るの?おもしろそうだから会ってもいいわよ。でも私はあなたが期待しているような人じゃないかもしれません。自分でもチェコ的なものが何かよくわかりません。でもあなたがそれを見つけてくれるかもしれないわね。私は普段プラハ郊外の大学に行って、週末だけプラハに帰ります。ヨーロッパに来る予定が決まったらすぐ教えてね。私のデザイン画を添付します。趣味で描いただけだから、あまりすごいものだと期待しないでね。じゃまた」

添付ファイルは幾何学的オブジェクトがたくさん入った抽象画。こういうものは何とでも感想を言えるからメールの初期段階ではとても役に立つ。もちろんクリエイティブな感想を書かなければならないのは言うまでもないが、もともとマッチ系のメールはクリエイティブにならないとどうしようもないので、こういう展開はとても良い。

おれ:
「あるときふとしたことでそれまで探していた何かがわかりかけた気がした。明け方の夢のようにすぐに消えてしまいそうだが。そんなイメージがわいた。あまり見たことのない変わった印象がした。ますますソニアに会ってみたくなりました。10月中旬くらいになると思うけど、その頃の予定は?」

ソニア:
「私の抽象画にそういった感想を言ったのはあなたが初めてよ。私は特に何も意識しないで描いただけ。そうね、10月中旬は学期の途中だからプラハに帰るのは週末だけよ。私の学校のある郊外の街もすてきよ。そっちに来てくれてもいいけど」

これがだいたい一ヶ月前。それから三日に一度くらいのペースでメール交換していった。お互いの気持ちや考え方を理解することはできるが、メールだけで恋愛感情を生むのは難しい。でもそれは会ってから何とかするもので、メールではその準備としてお互いに理解しあうところまでいけば十分だ。他の女性との都合もあり、結局プラハで一日だけ会うことになった。

テーマ:国際恋愛 - ジャンル:恋愛

解説4:イリーナ
イリーナ:
プロフィール:
チェコ・26歳・白人・学生・髪は赤茶・瞳はグリーン・ノンスモーカー・酒はちょっとだけ(写真なし)
「26歳メディカルスクール(医学大学院)行ってます。私は普通のチェコの女とはかなり違います。私の年齢ならチェコではとっくに結婚して子どもがいてローンに追われる生活をしていますが、わたしはいつでも自分のしたいことが自由にできるような生活を選んでいます。私の理想はここに書けるような単純なことではありません。このサイトはある意味で『お遊び』感覚でやろうと思います」

解説:
プロフィールの欄に書けるほど自分は単純じゃないと書いている女性はときどき見かける。もちろんそういう女性は自信があり、自己顕示欲が強いと見ていいだろう。最初はなるべく聞き手にまわって本人の言いたいことを先にだいたい把握してしまうのがよい。本人の考えには賛同しているところを強調し、ちょっと丁寧な文体で進める。キーワードは、メディカルスクール、自由、単純でない理想、お遊び感覚。

最初のメール:
「『お遊び』ってのがいいね。でも僕はそれをもっと現実的でロマンティックなものに変えられるかもしれないよ。秋に東欧に行くけど、プラハに寄れるかもしれない」
(この後、こっちのプロフィールが自動的に挿入される)

イリーナ:
「あなたのプロフィールを見ました。プラハの女なんて日本人にとってすごくめずらしいんじゃないかしら?遠いけど私に会いに来る価値があるかもしれません。でも私そのうち奨学金取ってドイツにでも留学しようかって思っています。チェコは所詮東欧の国だし、私はここに合ってないのです。それに医学ならドイツでしょ。自分の専門分野は細胞生物学で、将来腫瘍の研究をしたいと思ってます。言い忘れたけど、私は典型的なスラブ女とは全然違うのよ。ところであなたチェコのことどれくらい知ってるのかしら?『ソフィーの選択』や『暗闇のダンサー』でも読んでみて。それにわたし見た目もスラブ系っぽくないって言われます」

おれ:
「僕にとってチェコのイメージはまじめ、きれい、育ちが良い、かな。大学の知り合いにチェコ人がいるけどみんな頭がよくて冷たい感じがする。みんなまじめに勉強してるし。特にイリーナのような高学歴で頭が良さそうな女性には、いろいろな意味で興味がそそられます。会えたらいいね」

イリーナ:
「こんにちは、元気ですか?夏のプラハはとても天気が良くて暑いけれど、わたしにとってはあまり関係ないみたいです。なぜならここのところずっと健康を崩していて、泳ぎにも行けないし、アイスクリームもアルコールも禁止されてます。わたしだけじゃなくてウチのネコも病気になるし、パソコンまでも今ウイルスにやられてしまいました(でもこのメールは大丈夫だから)。あなたは夏を楽しんでいることと思います。もっとあなたの研究内容について教えてください。ではまた」

おれ:
「かなり大変そうだね。泳ぎとアイスとアルコールのうちどれか1つだけ許されるなら何を取る?ぼくならアイスかな?アメリカのは甘すぎてそんなに好きじゃないけど、チェコのアイスっておいしそう?こんどそっち行ったら一緒に食べようね。
こっちの大学のコンピュータも今はウィルスにやられて大変なことになってる。隣の研究室のパソコンは全滅状態で誰が感染した添付ファイルを開けたのかでもめてるみたい。幸いうちの研究室は大丈夫。みんなかなり気をつけている。でももし感染したらいま僕がやっている実験が全部止まってしまう。心理学実験は全部コンピュータ管理されてるからね。
こっちは完全に夏時間になってます。すべてがゆっくりしてる。キャンパスも人が少ないし、カフェも暇そうにボーっとしてる。そんな中で論文を書いてます。夏が終わる頃には完成して、それからプラハに行こうかなと思ってます。
では早く元気になることを祈っています」

イリーナ:
「元気にしてますか?あなたのメールのおかげで私も元気を取り戻しました。そして今は急に忙しくなりました。というのも夏の間バイトも何もしなかったからです。今は英語講師をしてます。そんなに楽しいバイトじゃないけどね。でもそこそこのお金になるし。でもあなたが来る頃にはちゃんと時間をつくっとくから安心して。10月くらいになるのかしら?その頃はちょうど良いシーズンになっています。観光客の数も減るし、気候も良いし。あなたと顔を合わせるのはきっと楽しいに違いないわ。あなたをいろいろ案内するからね。きっとプラハのこと好きになると思います。どこか特に行きたいところとかやりたいことがあったら言ってください。それと心理学実験についてもっと教えてください。ではまた」

おれ:
「元気になってよかった。忙しそうだけどうまくやってね。僕が行く頃にはすてきなスマイルを見せてね。10月の最初くらいに行けると思います。ホテルを取らなきゃいけないんだけど、どこかお薦めのところはある?プラハのどこらへんに住んでるの?」

イリーナ:
「ホテルのことはあまりよくわかりません。わたしにとってプラハのホテルは全然関係ないし。ごめんなさい。わたしの住んでるところはプラハの中心に近いプラハ2というところです。この辺りにはホテルはたくさんあると思います。決まったら教えてね。迎えに行くから。では」

この後プラハ3泊、合計11泊のスケジュールが決まって飛行機を取った。

おれ:
「日程は多分、10月9日辺りの3日間になると思う。イリーナの予定は大丈夫?あとコンサートに行きたいんだけど」

イリーナ:
「その日程なら多分大丈夫よ。でも学校は毎日で1日おきにバイトが入ってるから3日全部は難しいわ。学校はなんとかなりそうだけど。それとどんなコンサートがいいか教えて。どの作曲家のものがいいとか。コンサートはたくさんやってるから大丈夫よ」

おれ:
「10月の9,10,11日ならどれが都合がよい?コンサートはバッハ・ヴィヴァルディ・ベートーベンの室内楽が良いな」

イリーナ:
「11日なら1日中OKよ。9日も開けられるけどそんなに遅くなれないの。コンサートは当日でも取れるみたいだから」

このときプラハのもう一人の女性ソニアと九日にアポを取ってしまっていたからその日はだめだった。

おれ:
「9日は到着する日だから遅くなっちゃいそうだからやめよう。じゃ11日に会おう。ホテルに来てくれる?ホテルは、・・・。あと電話番号教えてといて」

イリーナ:
「電話は・・・よ。携帯だから。ホテルはネットで調べといたから場所はわかるわ。じゃ11日ね」

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